グランレディースクリニック渋谷 婦人科・美容皮膚科

中絶後の精神不安定はいつまで?心の回復期間の目安と寄り添う過ごし方
グランレディースクリニック渋谷

Abortion Mental

中絶後に「涙が止まらない」「気持ちが落ち込む」「ちょっとしたことで怒りっぽくなった」と、精神が不安定になる症状に戸惑われている方もいます。

「この状態がいつまで続くのかわからない」というご不安は決してあなただけのものではありません。

本記事では、中絶後の心の回復期間の目安、感情の波がどのように動いていくのか、ご自宅でできるセルフケア、そして医療機関にご相談いただいたほうがよいタイミングまで、やさしくご説明します。

目次

中絶後の精神不安定はいつまで続く?

中絶後の精神不安定が続く期間には個人差があり、一概に「どのくらいで治まる」と言いきることはできません。

一般的には、術後数週間から数カ月かけて、徐々に気分の波が落ち着いていくケースが多いでしょう。

身体面では、妊娠維持に関わるホルモンが大きく変動するため、ホルモンバランスは術後数カ月をかけてゆっくりと回復していきます。

また、ご家族やパートナーなど周囲からのサポートの有無や、過去に心身のトラブルを経験されているかどうかも、回復のペースに影響すると考えられています。

術後に長期間にわたり精神不安定な状態が続く場合は、自然な回復が難しい可能性もあります。ひとりで無理を続けず、手術を受けた病院や近くのメンタルクリニックなどを受診してください。

ご自身の感情の波に戸惑われたときは、ご自身を責めずに、まずは自分の気持ちをそのまま受け止めましょう。

心の回復を支える3つのセルフケア

ここでは、ご自宅でできる範囲のセルフケアを3つご紹介します。

【心の回復のためのセルフケア】

  • 睡眠を優先する
  • 感情を「ノートに書く」「話す」
  • 小さな運動・日光浴・栄養を意識する

無理のない範囲で、自分に合うものから取り入れましょう。

1. 睡眠を優先する

中絶後のホルモンバランスの回復には、十分な睡眠が欠かせません。

就寝前のカフェイン摂取やスマートフォンの使用は、睡眠の質を下げてしまう要因となるため、できるだけ控えめにしていただくことをおすすめします。

「眠れない日が続いている」「夜中に何度も目が覚めてしまう」という状態が続くようなら医療機関にご相談ください。

2. 感情を「ノートに書く」「話す」

つらい気持ちを押し殺してしまうことは、心の回復を遅らせる要因になります。

感情をノートに書いたり身近な人に話したりすることで、気持ちが軽くなる人は少なくありません。

なお、SNSで同じ経験をされた方の言葉に救われることもありますが、間違った情報やネガティブな感情に引きずられてしまう可能性もあります。

信頼関係のある人に協力してもらう方が適切です。

3. 小さな運動・日光浴・栄養を意識する

15分程度の軽い散歩や日光浴は、気分の安定に関わるセロトニンの分泌を促すとされています。

栄養面では、鉄分・タンパク質・葉酸といった、産婦人科でも重視される栄養素を意識的に摂取することが大切です。

ただし、無理な運動は出血や子宮収縮の原因となる可能性があるため、術後1カ月程度は控えめにしていただくようお願いいたします。

ご自身のペースで、少しずつ日常の活動を取り戻しましょう。

医療機関に相談すべきサイン|こんなときはすぐ受診を

ここでは、ご自身でのケアだけでは回復が難しい状態のサインを3つご紹介します。

【医療機関に相談すべきサイン】

  • 2週間以上続く強い気分の落ち込み・不眠
  • 強い希死念慮・自傷行為の衝動がある
  • 身体面の不調(性格の変化・なりやすい病気)が気になる

当てはまる項目がある場合は、おひとりで抱え込まれず、まずは医療機関にご相談ください。

サイン1|2週間以上続く強い気分の落ち込み・不眠

強い気分の落ち込みや不眠の状態が2週間以上続く場合、うつ病など何らかの精神的な不調が関わっている可能性があると考えられます。

症状が長く続く場合は、ご無理をなさらず、手術を受けられた病院やメンタルクリニックを受診してください。

サイン2|強い希死念慮・自傷行為の衝動がある

「消えてしまいたい」「自分を傷つけたい」など、自傷の気持ちが浮かぶ状態は、緊急性が高いサインと考えられています。

このようなお気持ちを抱えていらっしゃるときは、おひとりで抱え込まれず、専門の相談窓口をご活用ください。

相談先 連絡方法
よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応)
いのちの電話 0120-783-556

サイン3|身体面の不調(性格の変化・なりやすい病気)が気になる

「中絶後に性格が変わった気がする」「身体的な病気が心配」というご相談も、患者様から少なくありません。

ご自身で違和感を感じられる場合も、ご家族や周囲から指摘される場合も、おひとりで悩まずに、当クリニックまでご相談いただければと思います。

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当クリニックでの中絶後フォロー体制

グランレディースクリニック渋谷では、患者様一人ひとりに寄り添ったサポートを提供しています。

当クリニックの特徴について解説します。

術後検診で身体と心の両方を確認

当クリニックでは、術後検診を丁寧に行っています。 検診では、出血や感染兆候など身体面の状態を確認することに加え、心のご様子についても丁寧にヒアリングいたします。

「身体は回復してきたけれど、気持ちが落ち着かない」というお悩みも、ひとりで抱え込まれず、検診時にそのままお話しください。

デリケートな悩みでも相談がしやすい

当クリニックの院長である杉浦由紀子医師は、産婦人科専門医・母体保護法指定医として、これまで多くの患者様と向き合ってきました。

中絶後のご相談には、不安や戸惑い、自責の念といった複雑なお気持ちが伴うことも少なくありません。「叱られるのが怖い」「責められるのではないか」と感じていらっしゃる方にも、安心してお話しいただける雰囲気づくりを大切にしています。

ご自身のお気持ちをそのまま受け止めますので、ご事情を深く詮索することはありません。

院内一貫対応で再診の負担を大きく軽減

当クリニックでは初診から手術、術後検診まで、院内で一貫して対応しています。

「気持ちが落ち着かない時期に、別の医療機関へ行き直す負担はできるだけ減らしたい」と感じられている患者様にも、安心して通院いただける体制を整えています。

ひとりで抱え込まずに、まずはご相談ください。

まとめ

中絶後の精神不安定がいつまで続くのかは個人差が大きいものの、多くのケースでは術後数週間〜数カ月をかけて、徐々に気分の波が落ち着いていきます。

ただし、2週間以上続く強い気分の落ち込みや不眠、強い希死念慮や自傷行為の衝動、身体面の不調などのサインが見られる場合は、ご自身でのケアだけでは難しい可能性があります。医療機関にご相談いただくことが大切です。

グランレディースクリニック渋谷では、術後検診時に身体面だけでなく心の状態も丁寧にヒアリングしています。

《中絶手術の詳細・術後フォローのご相談は当クリニックの中絶手術をご覧ください》

中絶後の精神不安定に関するよくあるご質問Q&A

ここでは、中絶後の精神不安定でよく寄せられる質問にお答えします。

Q. 中絶後の精神不安定は本当にいつか治まりますか?
A.

個人差はありますが、多くの方は数週間〜数カ月で気分の波が落ち着いていきます。

ホルモンバランスの回復に伴い心の状態も整っていくケースが大半です。

3カ月を超えても精神が不安定な症状が続く場合は、婦人科・心療内科にご相談ください。

Q. 涙が止まらないのは私だけでしょうか?
A.

中絶後に涙もろくなる方は珍しくありません。

妊娠維持に関わるホルモンが急激に減少するため、感情のコントロールが難しくなる時期があるからです。

我慢して感情を押し殺すよりも、安心できる場所で泣いて心を整理しましょう。

Q. パートナーに気持ちを話せないときはどうすればいいですか?
A.

無理に話す必要はありません。

守秘義務のある婦人科の医師・看護師、心療内科のカウンセラーへの相談も選択肢の1つです。

Q. 月経が再開すれば気持ちも落ち着きますか?
A.

月経再開はホルモン回復のひとつの目安となるため、気分の波が緩やかになる方が多いです。

月経再開後も気持ちが沈む状態が続く場合は、別の要因が関わっている可能性もあるため、ご相談ください。