低用量ピルの種類と料金
グランレディースクリニック渋谷
Birthcontrol Pill
低用量ピルは、意図的に女性ホルモンをコントロールすることで避妊効果をもたらすほか、月経に関するトラブルやPMSの改善が期待できます。
ここでは、低用量ピルの効果と処方の流れ、副作用やリスクについて解説します。
グランレディースクリニック渋谷のピル外来は、初診・再診ともにご予約不要で直接ご来院いただけます(診察希望がない場合のみ)。
■ピル外来の受付時間
| 平日 |
初診 10:00-18:00 再診 10:30-18:30 |
|---|---|
| 土日祝 |
初診 9:00-17:00 再診 9:30-17:30 |
※医師の診療状況により、受付時間が前後する場合があります。詳細はお問い合わせください。
低用量ピルとは
低用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲスチン)という2種類の女性ホルモンを含む経口避妊薬です。
避妊のための薬剤として広く知られていますが、実際には月経痛(月経困難症)の緩和、月経のコントロール、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の改善、子宮内膜症の治療・予防のような治療目的でも多く使用されています。
また、一定の条件下では子宮体がんや卵巣がんのリスクを低減させる可能性も報告されています。
参考: 厚生労働省「経口避妊薬(OC)の有効性についてのとりまとめ」
なお、ピルには当クリニックで取り扱いのあるミニピルのほか、超低用量ピルなど複数の種類がありますが、その中でも低用量ピルは1錠あたりのエストロゲン配合量が50μg(0.05mg)未満のものを指します。
ホルモンの含有量を抑えることで、副作用のリスクを軽減しながらも、避妊や治療に必要な作用を得られるよう設計されています。
低用量ピルの種類・料金
グランレディースクリニック渋谷では、以下の低用量ピルを取り扱っています。
| 初回説明料 | 3,300円 |
| トリキュラー28 | 2,200円 |
| マーベロン28 | 2,200円 |
| ファボワール28 | 2,000円 |
| ラベルフィーユ28 | 2,000円 |
※初回の診察/説明料として別途3,300円(税込)を頂戴しています。
おすすめの種類は?
どのピルがご自身に合っているかは、体質や目的によって異なります。
当クリニックで処方している低用量ピルは、配合されている女性ホルモンの量と変化の仕方によって「一相性」と「三相性」に分けられます。
一相性
1シートの中にある実薬すべてに同じ量のホルモンが含まれており、服用順を誤っても避妊効果が変わらない。
月経周期のコントロールがしやすく、飲み間違いが起こりにくい。
三相性
自然なホルモンバランスの変化を再現するように設計されており、3段階に分けてホルモン量が調整されている。
不正出血などの副作用が比較的起こりにくい。
当クリニックでは、ピルの服用目的や過去の体調変化、ライフスタイルなどもふまえながら、医師が患者様一人ひとりに合わせたピルを選定しています。
過去にピルが合わなかった経験がある方も、ぜひ一度ご相談ください。
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低用量ピル処方の流れ
グランレディースクリニック渋谷では、初診・再診ともにスムーズにピルを受け取っていただけるよう、以下の流れでご案内しています。
1.お申込み
自費ピルの処方を希望される方はご予約不要ですので、そのままご来院ください。
再診の方は、ピル専用LINEから事前にLINEで問診をお送りいただくことで、来院時のお受け取りがよりスムーズになります。
2.ご来院
ご希望の受取日に、クリニック受付までお越しください。
- ピル外来の受付時間は以下のとおりです。
- 【平日】初診10:00-18:00 再診10:30-18:30
- 【土日祝】初診9:00-17:00 再診9:30-17:30
- ※診療状況により多少前後することがあります。
3.処方とお支払い
受付にて診察料とお薬代をお支払いいただきます。
お支払い方法は、現金のほか各種クレジットカードにも対応しております。
低用量ピルの効果
低用量ピルは、正しく服用を続けることで、約99.4%の高い避妊効果が得られるほか、女性ホルモンのバランスを整えて月経に関連するトラブルを緩和します。
| 低用量ピルの副効用 ※避妊効果以外のメリット |
月経痛の緩和、月経周期の安定、月経血量の減少、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の緩和、月経前のニキビや肌荒れの改善、子宮内膜症の予防や治療、子宮体がん・卵巣がんの発生リスク低下 |
|---|
ピルによる避妊効果は
服用から何日目?
月経初日から服用を始める「Day1スタートピル」であれば、
飲み始めて7日後から低用量ピルによる避妊効果を得られます。
Day1スタートは避妊効果が早く得られるのがメリットですが、月経中の性行為は、感染症や子宮内膜症のリスクが高まるため避けることが推奨されています。
経血が多いときや体調がすぐれないときは、無理に性行為を行わないようにしてください。
また、ピルには性感染症(STI)を防ぐ効果はありません。性感染症の予防には、コンドームの使用が有効です。
低用量ピルの正しい飲み方
低用量ピルは、1日1錠をできるだけ同じ時間に服用し、1シートを飲み切ります。数時間程度のずれであれば効果に大きな影響はありませんが、飲み忘れを防ぐためにも、生活リズムに合わせて時間を決めておくと安心です。
低用量ピルには「21錠タイプ」と「28錠タイプ」があり、休薬期間の有無や飲み方に違いがあります。
| 21錠タイプ |
1シートをすべて飲み終えたら、ご自身で7日間の休薬期間を設け、その後、次のシートを開始します。飲み始めのタイミングをカレンダーやアプリで管理しておくと、飲み忘れを防ぎやすくなります。 例:トリキュラー21、マーベロン21、シンフェーズ21など |
|---|---|
| 28錠タイプ |
21錠の実薬に加えて、ホルモン成分が含まれない7錠(プラセボ錠)がセットになっています。プラセボ錠を飲み終えたら、休薬期間を挟まずに次のシートを開始するため、飲み忘れが起こりにくいのが特徴です。もしプラセボを飲み忘れても、避妊効果には影響しません。 例:トリキュラー28、マーベロン28、ラベルフィーユ28 |
当クリニックで処方している
ピルの休薬期間
グランレディースクリニック渋谷で取り扱っている低用量ピルは、すべて「28錠タイプ」です。
休薬期間は、体質や飲み初めのタイミング、目的によって異なるため、くわしくは医師にご相談ください。
体質や飲み始めのタイミングによっては出血や体調の変化が出る場合があります。安心して服用を続けるためにも、気になる症状があるときは医師にご相談ください。
ピルを飲み忘れてしまったら
低用量ピルを飲み忘れた場合の対応は、飲み忘れに気づいたタイミングによって異なります。
| 1錠を飲み忘れた場合 (最後の服用から24〜48時間未満) |
気づいた時点で飲み忘れた錠剤を服用し、その日の分は通常通り服用してください。 |
|---|---|
| 2錠以上を連続で飲み忘れた場合 (最後の服用から48時間以上経過) |
気づいた時点で、飲み忘れた分のうち直近の1錠を服用し、その日の分も通常通り服用します。避妊効果が不十分になる可能性があるため、その後7日間はコンドームなどを併用してください。 |
飲み忘れ後に強い痛み、大量の不正出血などがあった場合には、自己判断で服用を続けず、医師にご相談ください。
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低用量ピルの副作用
| 副作用 |
不正出血、吐き気、乳房の張り・痛み、むくみ、頭痛、気分の落ち込み、めまい |
|---|
これらの副作用は一過性のことが多く、3カ月ほど続けて服用するうちに落ち着いてくるケースが一般的です。
低用量ピルによる副作用は、服用期間、年齢や体質、生活習慣によって変わっていきます。定期的に医師の診察を受け、安全にピルを服用するようにしましょう。
ピルによる血栓症リスクについて
低用量ピルの服用において注意が必要なリスクとして「血栓症」が挙げられます。
血栓症とは、血液中にできた血のかたまり(血栓)が血管をふさいでしまう病気です。脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症なども血栓症の一種で、重症化すると命に関わることがあります。
低用量ピルには卵胞ホルモン(エストロゲン)が含まれており、この成分が血液を固まりやすくする働きを持つため、リスクとして挙げられています。
ただし、「ピルを飲むと血栓症になりやすい」というのは一面的な見方です。
血栓症はピルの有無にかかわらず、加齢、体質、喫煙、生活習慣、妊娠・産後といったさまざまな要因で起こり得る病気です。
実際には、妊娠や出産直後の女性の方が、ピル服用中よりも血栓症リスクは高いことが知られています。
副作用やリスクが心配でピルの服用をためらった結果、月経困難症や子宮内膜症が悪化してしまうケースも少なくありません。
大切なのは、正しい知識を持ち、定期的に医師の診察を受けながら必要な分の服用を続けることです。ご不安がある方は、遠慮なくご相談ください。
ピルの
よくあるご質問Q&A
Q.
低用量ピルで生理日をずらせますか?
▼
はい、種類によっては月経予定日をずらすことが可能です。
ただし、ピルで月経移動が可能になるのは、含有されているホルモンの変化バランスが身体になじんだ服用数カ月後からです。
月経移動をご希望の際は、期間に余裕を持って医師にご相談ください。
Q.
未成年(中学生・高校生)でも低用量ピルを服用できますか?
▼
初経を迎えている方であれば、未成年でも服用可能です。
ただし、成長期の骨への影響などを考慮する必要があるため、必ず医師の診察を受けたうえで適切な種類を選びましょう。
Q.
ピルを飲むと太りますか?
▼
低用量ピルによって体重が増えることは基本的にありません。
ただし、むくみや食欲の変化が一時的に起こる場合があり、その影響で「太った」と感じる方もいらっしゃいます。
体質に合わない場合は別の種類のピルに変更も可能ですので、ご安心ください。
Q.
ピルの服用で不妊症のリスクが上がりますか?
▼
ピルの服用が不妊につながったり、今後の妊娠・出産に影響を与えたりすることはありません。
低用量ピルを服用中は排卵が抑えられていますが、服用をやめれば自然と元のホルモンバランスに戻り、数週間〜数カ月で排卵も再開します。
将来的に妊娠・出産を希望される方も、ご不安なく服用を続けていただけます。
Q.
低用量ピルは授乳中でも服用できますか?
▼
原則として、授乳中の方は低用量ピルの服用は推奨されていません。
母乳の分泌に影響を及ぼすほか、乳児への影響も懸念されるためです。
産後6か月以降であれば、医師の判断のもとで服用が可能です。避妊をご希望の場合は、授乳中でも使用できるミニピルやミレーナなどの選択肢もあります。
いずれも当クリニックで取り扱っておりますので、検討中の方はお気軽にご相談ください。